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  • 執筆者の写真もりまり

私が私の本質にふれた日


先日、離れて住む母となんだかんだとLINEでやり取りをした


オリンピック期間であったため

オリンピックの話や、日々の事

気づくと子供たちの話になり

母は母なりにアドバイスをくれて、私は私なりに頑張っていることを伝えた



文字通り

「一生懸命」に私のことを書いては送り、買いては送りを繰り返した



そのうちにどんどん悲しくなってきて



そして

とうとう気づいてしまった




私はアドバイスが欲しいんじゃない!

ただ、頑張ってるね! えらいね!




って言って欲しいんだ!!  と



だから子供たちの様子を書いているうちに私の話に変わっていったんだ…と



その日は子供たちと一緒に夕飯を作ることになっていたので

その様子や出来上がった料理の写真まで送った



夕飯ぐらいで??

と思うかもしれないけど

それでも私のことを見て欲しくて送り続けた



けれど悲しさは増すばかり



ふて寝を仕掛けた時、とうとう気づいたのです



私はこのLINEのやり取りの中だけでなく

ずっと前から、幼かった頃から



すごいね~! 上手よ~! 頑張ったね~!

などの言葉が欲しかったんだ



私は褒められたかったんだ!! 




そう、私は



褒められたことがないんだ…   と





私は一人っ子で身近な親戚にいとこもいない

子供は完全に私一人で、祖父母、伯母の近くに住み

両親だけでなくみんなの注目と期待を一人で背負った幼少期を過ごした



注目を浴び、それぞれが望む私への期待に応え

さらに上の期待に向かい続ける日々



期待値は上がるけどねぎらいや賞賛はない



けれど幼い私は「いつかきっと」っと期待に応えようとし続けた…



と、こんな風に気づいてしまった



まさに  気づいてしまった!  のです




今まで感じたことが無いほどの悲しみが

ものすごい勢いで襲い、自らを保つことができないほどだった



翌日もその状態は続いていて、主人が話を聞いてくれた



ポツポツと話し始めようとしたけど

話し始めると同時に大号泣してしまった



それと同時に

私は幼いころの私を

一生懸命に褒めて

これでもかと言うほど

ギューっと抱きしめたような気持になった



今は祖父母も父も伯母もこの世にはいない



母に「どうして褒めてくれないの?」 と聞こうかと思ったけど

これは母と私だけの問題ではないから

母だけに答えを求めるのは違う気がしてやめることにした

母だって亡くなった人の分まで背負いきれないよね



せめて伯母か父、どちらかでもいてくれたら違ったかもしれないけど

こればかりは仕方がない



それに私だって子供たちに期待もすれば注目もする



私には子供が3人いるから

期待も注目も100%を3等分にしていると思っていたけど

100%×3人 で私は見ていることにも気が付いた

これでは私が幼い頃と同じになってしまう



だから私は子供たちを思いっきりたくさん褒めようと思う



これからはもちろん、これまでのことも



褒められて喜ぶ子供たちをたくさん見たいから



それはきっと

褒められなかった私を

もうその答えを知ることが出来ない私を

癒すことにもなるだろう




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



成人を迎えた子供がいる大人がこんなに泣く?!と言うほど泣きました


言葉では褒められてこなかったけれども

私の何かを認めてもらえていると思っていた?信じていた?

のでここまで来ましたが

私自身が 「言葉」 をこんなにも求めていたんだと知ることになりました


これまでも度々、自分の本質に触れることはありましたが

今回はなんて表現すればいいのか…


本質中の本質?? 大本命??


自分自身を深掘りし、掘って、掘って、掘りまくって

もうこれ以上は掘れないよね?と思った先にあったのが


褒められなかった私 だったってことかな


気づいてしまったときはあまりのショックに言葉を失ったし、気づかなければ良かったとも思ったけど、これは避けては通れないところ


しかも、気づく前の自分には決して戻れない

気づいてしまったものを気づかなかったことには出来ないのだから


こうして現在だけでなく、過去の自分を知り、癒すを繰り返すことで

人は学び、魂の成長をする


これは私が大号泣し、悲しみのどん底に落とされたような気持ちになったように

辛く悲しいこともあるし

時には認めたくない、目を背けたい事実を認めなくてはいけないこともある


けれども私は気づく前の自分より気づいた後の自分の方が愛おしく

また、嬉しくありがたい気づきであったと思うのです

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